太陽に打て(5)

ついに地区大会決勝まで勝ちあがった舟木豪と昇龍高校。
だがその相手は、星城高校野球部長・大田黒が操る黒沼高校。
中途半端打法なる攻撃で、豪の“魔投豪”を打ち破ろうとするが、それを阻む昇龍。
そして、ついに豪の新たなる魔投、“新魔投豪”がそのベールをぬぐ。
表題作他、特別読切『黒いバットの記録』収録。
牛乳配達員の鬼頭隼は、相棒のジャッキーと共に配達用のサニーを自在に操る凄腕のドライバー。
ひょんなことから知り合った白鳥由美子にその腕を見込まれ、由美子の父が経営する白鳥自動車のテスト・ドライバーとなる。
そして、白鳥自動車が密かに開発を進めていたミッドシップカー、“ハヤブサMS-O”に乗った隼は、ハヤブサの魔性のような魅力にとりつかれてしまう。
白鳥自動車が開発を進めていたミッドシップ・カー“ハヤブサMS-O”の発表をむかえる。
しかし、その試乗会で試乗車が次々と潰される事件が起こる。
現場へ向かった隼を待ち受けていたのは、一台のカウンタック。
ハヤブサの力を見せつけるため、隼はカウンタックと勝負することに…。
そこに“ダイヤモンドVVST”を駆るサクラ自動車の一人息子・桜小路力也が参戦してくる。
世界中のミッドシップカーが集結する日本縦断のミッドシップGPに出場した隼。
由美とのコンビで、第一レースで6位に入賞し、ポイントを獲得。
続く第二レースでは10位となり、いよいよ初日の最後を飾る第三レースをむかえる。
フェラーリの三連勝を阻止するため、スタートから隼とハヤブサが疾走する。
しかし、その前にポルシェを操る死神レーサーが立ちはだかる!日本縦断ミッドシップGPにハヤブサMS-Oで参戦した隼は、様々なトラブルに巻き込まれながらも総合ポイントで2位につけ、いよいよ最終第九レースをむかえる。
ゴボウ抜きの快走を見せる隼は、籠坂峠で5位まで順位を上げる。
そして、前を行く黒いバラとライバル・桜小路力也も交わし、ついに4位となる。
総合優勝を果たすためにはトップを取るしかない隼は、さらに前をめざす。
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